XJR1300パワーチェック
byAlloyDuck

はじめに
『私のXJR13の御紹介』
1998年12月 新車で購入 98年型 日本国内仕様 RP-01J ブラック2
現在 : KENSOストリートドーバーキット(フルパワーインシュレーター付)、 ヨシムラチタンサイクロン、 M-Forceリミッターカット、 輸出用メーター、 1200テールカウル (見た目はほとんどノーマルの1200)

それから
『ちょっと解説』
XJR1300のエンジンは、FJシリーズからの発展系.空冷1100ccでスタートしたFJシリーズが1200ccになりそのエンジンを利用してXJR1200となり、1998年に1300ccにサイズアップされた.
XJRシリーズは、輸出仕様も有るが、エンジン及びそのパワー的にはほとんど同じモノで、他車に有るような「輸出用フルパワー車」は存在しないも同然.(国内仕様:100PS 輸出仕様:106PS)
FJシリーズは、ヨーロピアンツアラーなので、当然輸出用フルパワー車が存在する.国内仕様との主な違いはインシュレーター(いわゆるインマニ)  だったらこれをXJRに付ければ、存在しないはずのフルパワー車の出来上がり.
元々私はこの仕様にしようと思っていたのですが、いろいろと事情があってストリートドーバーキットを組むことになり、昨年末の車検の際になじみのバイク屋さんで組んでいただきました.
これに、以前から付いていたヨシムラ管とのセットで、ノーマルキャブでは最高の仕様、となっています.



2003年9月3日 総走行距離 43324km  at KENSO

予定通り18時ちょっと過ぎにお店に到着.
初めに書類に記入.車種、年式、改造内容、測定回転数(レッドゾーンまでか指定回転数までか)など.

パワーチェック室 記入が終わると、店員さんが単車を押して裏の方へ.外からなら見学・撮影OKだと言うので私も付いて行く.
裏の別の建物の中に、パワーチェック室があった.店員さんはその中に私のXJRを連れて行く.

部屋の広さは6畳くらい.床にダイノジェットが埋め込まれていて、正面から大きなダクトが出ている.冷却用送風か. 部屋の奥の右にはパソコンとプリンター.
一度、ダイノジェットの奥の当て板にXJRのフロントタイヤを当て、少し戻った位置でサイドスタンドで立てる.当て板の位置を調整し、XJRを再び当てると、立った.私のXJRが君が、フロントタイヤをアングルにはさまれ自立している(苦笑)
ラッシングベルトでフロントタイヤを固定.リモコンの様なモノで、ダイノジェットの測定輪をユックリまわし、リアタイヤの当たり具合を見ている.

データ入力中 その後、パソコン上で必要事項を入力.車種や改造内容はもちろん、ホントに大切なのは、気象条件.実測値を修正する時に必要になるから.
室温30度以上.湿度60%くらい.はっきり言って最低な条件.こんな日にパワーチェックするのはおかしい.気温が低く空気が乾燥し気圧が高いと言うのがパワーが出る条件.気圧はちょっとは良いが、それ以外は最悪(苦笑)

エンジンがかけられ、パワーチェックが始まる.扉が閉められ、私は金網入りのガラスの外から覗き込む.
ギアを入れ1速で軽く回す.単車から降りリアタイヤの具合を見る.そして再び跨り、2000〜3000回転くらいで、ゆっくりとシフトアップ.トップ(5速)に入ったら一度スロットルを戻す.
2000回転を下回ったくらいから全開.5速だと回転の上がりが遅いなぁ等と思いつつ音を聞く.いつものとおり調子は良い.下から上までいい音だ.この管(ヨシムラ)を選んで良かった.そのままレッドゾーンまで引っ張りスパッとスロットルを戻す.
バフバフとバックファイアー.音だけでなく炎も出ている.
やっぱり炎出るんだ.たぶん出ていると思っていたが、ホントに見たのは初めて.
考えてみれば、自分の単車が全開で走って(正確にはダイノジェットの上でリアタイヤが転がっているだけだが)いるのを見るのは初めて.しかも、扉越しとはいえ、1m 少々のこんなすぐ後ろで.当然ながら全開からのエンジンブレーキ姿なんか見たこと無い.
ユックリと回転が下がり、再び2000回転くらいから全開.遠くのパソコンのモニターを見ると、さっきのはウォームアップで、今度のが本番だとわかる.
さっきと同じ感じでふけあがる.しかし最後のほんのちょっとのところで排気音がバラついた.私の数少ない経験から行くと、あの音はガスが足りていない音だ.確証は無いが(苦笑)

店員さんがデータの内容を確認した後プリントアウト.
それを待つ間私は、すっかり暗くなりゴロゴロと言い出した空を気にする.9月の18時半.季節変わりの雷雨が来そうだ.(実は都心部では雷雨の為電車が止まったりして大騒ぎになっていたそうな.私はこの後もほとんど雨と遭遇なし)
プリントアウトが終わり、データを見ながら店員さんとお話した.
走行距離の割にパワーが出ているとお褒めのお言葉.マフラーでプラス10PS.ストリートドーバーキットでもうプラス10PSといった感じらしい.気象条件が良いと後5PSくらいは上乗せされそうともおっしゃっていた.

しかし、正直言うと思っていたより低い数字.
空冷のFJ1200は120PS.それに集合管を付けているようなもんだから130PS位は出ているのかと思っていた.
しかし、その120PSというのも、クランク出力、と店員さんは言っていたので、それを信じることにする.
クランクから後には、ミッションや2次駆動系(チェーンなど)があり、そこでのパワーロスがあるので、今回のような後軸出力に換算すると、もっと低い数字になる.
そんなかんじで、カタログスペックと言うのはどこの出力かいまいちはっきりしない.しかし、今日計っていただいた数字は、紛れも無くリアタイヤが出している数字.実際にタイヤが地面に伝えているのがこの数字なのだ.
そう考えると、私の周りにこの様に実際に後軸出力を測ったことがある人が居ないので、比較する相手も居ないという事になってしまうが・・・


それでは最後に、プリントアウトしていただいたデータをお見せしましょう.


『データ』 詳細解説はまたいつか(苦笑)


『性能曲線』 乗りやすそうなラインでしょ

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